USBサーモグラフィモジュール
概要
MEMS式遠赤外線センサーを利用した低価格な16×4ピクセル、測定温度-50℃~+900度のサーモグラフィモジュールです。
Windowsパソコン(VM上のWindowsも可)に接続して専用のアプリをインストールすることで、簡単に、熱画像と可視光画像を重ね合わせて観察することが出来ます。(可視光画像を撮影するためには別途USB接続のWebカメラが必要です)
C#、及びLinux用の開発ライブラリも無償で提供しております。独自のアプリケーションに組み込んで、様々な温度監視などにご利用頂けます。
また、シンプルなシリアル接続により、Arduino等のマイコンに接続することができます。敏感なセンサー回路や、複雑な計算処理がすべてモジュール内に組み込まれているため、熱画像をマイコンで簡単に利用することができます。(Maker Faire Tokyo 2013にて展示しました、熱源の方向を振り向くロボットの例です)
主な仕様
ピクセル数 | : | 水平16ピクセル×垂直4ピクセル |
視野 | : | 水平60度、垂直16.4度 |
測定範囲 | : | -50℃~+900℃ |
精度 | : | 室温0℃~50℃且つ対象物0℃~900℃ ±1℃か、室温と対象物の温度差の±3%のいずれか大きい方 それ以外の温度範囲 ±3℃~±5.5℃ 但し、対象物が室温に近い場合は最大±3℃(アプリで較正可) |
フレームレート | : | 0.5フレーム毎秒~8フレーム毎秒 (フレームレートを速くするとノイズが大きくなります) |
使用温度 | : | -20℃~85℃ |
接続 | : | ミニUSB (接続ケーブルはキットに含まれません) |
専用アプリの仕様
Windows XP~Windows 8.1 32bit/64bit
Windows XPの場合、別途 .NET Framework 4とDirectXをインストールする必要があります。
開発ライブラリ
独自のアプリケーションに組み込むためのライブラリをご用意しております。
また、シリアル接続でマイコン等に接続して利用することもできます。